- 2024.12.25
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【特集:PM/PMOグループ】効率的かつ持続可能なプロジェクトマネジメントを実現したい
プロフィール
氏名:山﨑 慎一郎
所属グループ:PM/PMOグループ
入社年日: 2023年8月1日 入社 2年目
夏休みの過ごし方:巨大恐竜展などの博物館、美術館巡り
所属しているグループは、どのような業務を行うところですか?
プロジェクトの開発進捗管理や予実管理、開発部メンバーの情報把握、営業部門や企画部門との情報共有(仕様、スケジュール調整など)、見積りや客先への資料関連作成、といったことを行っています。R&D本部にあるPM/PMOグループは「開発を中心としたPM」の意味合いが強いので、特に開発部メンバーの情報把握といった部分に時間を割くことが多いです。
所属グループでは、どのような製品に関わっていますか?
マイナタッチ(顔認証付きカードリーダー)と、マイナタッチを受付機や精算機と連携させるプロジェクトに関わっています。
所属グループのメンバー構成や、雰囲気などの特徴を教えてください。
各々の担当製品やその関連案件を扱っているので、一人一人独自のやり方で仕事を進めている、といった印象があります。もちろん、仕事の進め方で困ったときはメンバーやグループ長に相談しますが、基本は自分のやりたい方法で仕事を進められるのが良いところだと思います。リモートメンバーが多いグループですが、週1回のグループMTGにて、情報共有の場を設けており、相談等も気軽にしやすい雰囲気です。また、このグループはコードを書いたりといった開発作業に直接関わることはないので、技術というよりも調整や管理に重きを置いたグループであると言えます。
所属グループの中であなたは、どのような役割を担っていますか?
マイナタッチを中心にそれに係る案件をやっています。
開発の全体把握をしつつ、リソースが足りなければテストを手伝ったり、客先提出資料を作ったりと幅広く行っています。
所属グループ内ではどのようにコミュニケーションをとっていますか? また、その際に工夫している点があれば教えてください。
所属グループのメンバー間でのコミュニケーションは、グループMTGや相談事がある際にはするのですが、普段の業務では担当製品や案件が異なるため、頻繁には行っておりません。
普段の業務でのマイナタッチに係る方々とのコミュニケーションでいうと、基本的にGoogleチャットを使っています。
文章でのやりとりとなると、あまり簡潔に書きすぎることなく、主語・述語を気にしながら、他の意図や意味に取られないような言い回しを心がけています。
そのためにも、日頃から読書をするようにしています。
自社の製品を作り上げていく過程において、所属グループはどのような部分で強く貢献できていると思いますか?
PMグループは、「全体感に立つ」ということが大きな役割です。
「木を見て森を見ず」の森を見ることが私たちの役目です。
私たちは技術そのものには触れないため、ともすれば「口は出しても手は出さない」スタイルになります。場合によっては嫌われることもあるかもしれませんが、期限や次のステップを伝えていくことが、大きな役目であると思っています。目標点、目標期日を明確にしていくことで、次どの手を打つのかを考える必要があるのが、私たちのマネジメント部隊だと思っています。
所属グループでの業務を通じて、達成感のあった話や、苦労した話を具体例を交えて教えてください。
苦労した点としては、マイナタッチ連携プロジェクトには途中からの参画だったため、初めて話をする人が多く、また私自身中途採用で社内の人脈が広くなかったため、参加者の背景や役職を理解していませんでした。そのことがプロジェクトを進めるうえで戸惑う点でした。
しかしながら、部署を飛び越えて積極的に企画部門の担当者に話を聞きに行き、認識合わせを頻度高く行いました。今は開発が終わり、フィールドテストとその結果を待っているところです。この開発プロジェクトの中で、自ら積極的に動くことがプロジェクトマネジメントに重要だということを改めて実感しました。
今後の目標を教えてください。(グループとして目指しているところと、そのために個人として何をしていきたいかなど)
今後の目標は、今までの経験と理論的な知識を活かして、効率的かつ持続可能なプロジェクトマネジメントを実現することです。
私はこれまで施工管理や技術営業・提案の仕事をしてきました。それぞれの経験から学んだ事や知識を生かし、課題に柔軟な対応をしていきたいです。
その一方で、PMBOKなどの理論に基づいた管理手法も重要であると感じています。しかし、どの会社でも、そのような体系的な管理手法を十分に活用できていない状況が見られました。これらの理論を学び実践し展開していき、自己流の管理手法に頼るのではなく、体系的かつ効率的なマネジメントを通じて、品質、コスト、納期(QCD)を最適化していきたいと思っています。
さらにもう一歩踏み込み、チームメンバーや組織の内在的論理を理解し、それをプロジェクトマネジメントに反映させることも重要と考えます。
単に数字や事実に基づいて決定を下すだけでなく、関係者の視点や組織の文化を理解し、それに基づいて最適な策を練る能力も鍛えていきたいです。これは、多様化する現代社会だからこそ、必要なスキルではないかと思っています。
これらの目標を達成し、チーム全体のパフォーマンスを高め、組織全体の成功に貢献していきたいです。
所属グループにはどんな人が向いていると思いますか?
コミュニケーション能力はさることながら、色々なことに興味が持て学んでいける人、組織ややり方などの穴を見つけ埋めることができる人、調整力がある人、他の人や他の部署あるいは会社全体の内在的論理を理解していける人、が向いていると思います。
所属グループに入りたいと思っている方へ一言
プロジェクトの全体感を把握し、物事を俯瞰して考えることが得意な方や、柔軟に対応しながら成長していきたいと考えている方には、きっと活躍の場があると感じています。共に新しい手法を模索しながら、グループとして成長していける方をお待ちしています。